08/12/26 07:03:51 NT8L3eJW0
日本ではほとんど話題にならなかったが、MozillaがImpact Mozillaというコンテスト
を行っていた。Firefoxの継続使用率を高めるためのマーケティングプランを競い合う
ものだ。先日、優勝者の発表があった。
URLリンク(blog.mozilla.com)
URLリンク(mozillalinks.org)
URLリンク(mozlinks-jp.blogspot.com)
優勝した"Fox For All"というプランは、Phani Kumar VadrevuとUttam Byragoniという
インドの大学生2人の提案による。ふたりは、アドオンに着目し、幅広いユーザー、
とくに初心者のユーザーにアドオンを利用してもらうことと、アドオンの開発者層を
広げることをプランの柱に据えた。
URLリンク(blog.mozilla.com)
URLリンク(docs.google.com)
アドオンの採用率を高める工夫として、利用者層や利用目的に合わせてアドオンのパッ
ケージを提供することを挙げる。たとえば、子ども向けに10個のアドオンをパッケージ
にするとか、インターネット初心者向けに5個のアドオンを……と言った具合だ。
ユーザーがいくつかの質問に答えることで、入れるアドオンを調整する仕組みも用意する。
また、Firefoxにアドオン提案ツールも用意する。これは、メニューバーの右端におすすめ
のアドオンを1つ表示するというもの。「アドオンを入手」の画面よりも目立つ位置に
おすすめを置くわけだ。
アドオンの開発者層を広げるため、米印中の3国で高校生対象のアドオン開発コンテスト
を開いてはどうかとも提案している。また、大学生も含めた学生の開発者を増やすことが
層を広げるための鍵だと考えているようだ。