09/02/26 21:20:43 tju1pJQ30
後始末その2。
>>773-774
> defrag してから optimize するわけじゃないだろう?
いいえ。「defrag してから optimize する」んです。だから、defrag は、optimize の前段階・下処理という捉え方が適切。
実際、optimize を実装したソフトウェアの多くは、機能の説明文で「defrag & optimize」って段階分けして書いてる。
> よくわからん例えだが、無理に当てはめれば「野菜炒めを作る」が optimize、
> 「野菜を水洗いしたり切り刻む」が defrag に対応するのだろうから、
くどいけど再掲。
・defragment: ファイル・ディレクトリ個々について断片化を解消すること
・optimize: (将来、断片化をなるべく抑えるために)ファイルやディレクトリを配置転換すること
野菜炒めのたとえで「野菜を水洗いしたり切り刻む」が defragment に対応するのはそのとおりだが、
Optimize の肝に対応する部分は「炒める」だけ。そして、defragment に「炒める」は含まれない。
あんたが A・B で書いたのは「defrag してから optimize する」という関係性にのっとってないんで使わなかった。
この際ついでなので「本棚の整理」「ビル建設」を同じ形で言い換える。
・本棚の整理
Defragment に相当する行為「本棚の本をいったん棚から出し、テーブルや床などに仮置きする」
Optimize に相当する行為「仮置きした本を(多くの場合、所定の方式で並べ替えるなどして)本棚に戻す」
・ビル建設
Defragment に相当する行為「設計図を描き、資材を手配する」
Optimize に相当する行為「手配した資材を組み立て、配線工事や塗装や壁紙貼りなどをして、建物の形にする」
そんなわけで「配置や並び順を考慮したデフラグ」が「狭義の使い方に拘ったとしても通じるはず」なんて大間違い。
広義の使い方じゃないと通じない。
そして、狭義の使い方でされている言葉の意味を、広義の使い方を持ち出して説明するのは、適切さを欠く。