08/02/26 00:35:02 TOCNawfb0
>>227
文書が理系の学術論文のとき、その論文が正しいと呼ばれるには二つの理由があります
・文書構造がピラミッド原則を満たしている
・文書内容が物理法則を満たしている
文書の正しさを本当にチェックするのは、ピラミッド原則に内在する機構(MECE, SW/WS 等)ではなく、
文書内容に付随する外部ルールです。
外部ルールを文書内容に適用する場面はSW/WSです。
この際、外部ルールの使い方は正しいか、外部ルールを適用する箇所は間違っていないか、
適用する外部ルールはこれでいいのか、などの判断を下すのは自分です。
つまり、外部ルールを用いての、文書内容に対する論理的考察こそが重要になります。
「ピラミッド原則による文書」の説得力は非常に高いものの、
ピラミッド原則の適用でのみ得られる文書は、見かけ上の論理性という色が強いです。
数学の学術論文であれば、
・文書構造がピラミッド原則適用により、論理的である
・文書内容が外部ルールを満たし、論理的である
となり、違いが明確になります。