07/06/14 21:45:19 WhSrCmVB0
すべてのユーザーを対象にシステムを設計しようとしても
プロジェクトは失敗に終わります。
成功の鍵は、ターゲットユーザーを絞り込んで、そのユーザーの
ためにシステムを設計すること----それが「ペルソナ」です。
ペルソナとは設計チームの意思決定を促進するために設定する
”仮想のユーザー”です。
ペルソナは”実在のユーザー”でもなければ、設計チームの
”創作物”でもありません。
ペルソナはインタビューの結果から”発見”するものです。
ペルソナの開発手順は以下の通りです。
(1)インタビューを実施する
(2)ユーザーをグループ化する
(3)グループ毎に代表的なユーザー像を定義する
(4)それぞれのユーザー像に”もっともらしい”個人情報を付加する
このようにして1つのプロジェクト毎に3~7人のペルソナが誕生します。
30から40名のユーザー(インタビューの対象者)と比べれば大幅に
絞り込んだと言えますが、それでもこの複数のペルソナの要求を
全てかなえようとすると設計チームは混乱します。
ペルソナAとペルソナBの要求が相反するという自体が発生するからです。
そこでペルソナに優先順位を付けます。
もっとも優先度の高いペルソナを「プライマリーペルソナ」、それ以外の
ペルソナは「セカンダリーペルソナ」と呼びます。
設計チームは、このプライマリーペルソナの要求を満たすことを目標として
システムを設計します。