07/03/25 01:45:18 fHN1cYVl0
もうネロの時代は終わったのな
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iTunes AACのVBRに関しては,以前のguru氏のテストでもiTunes AAC CBRがトップになることが多かったので(参照1,参照2),
VBRモードにもCBRの性能が受け継がれていると言えそうです.元々iTunes AACのVBRは,挙動がABRに近いと言われているので,
それを裏付ける結果と言えるでしょう.特に苦手なジャンルがあるわけでもなく,安定した音質のようです.
同じく安定しているのは,Ogg Vorbis aoTuV beta 4 です.以前のテストでは iTunes AAC に大きく水をあけられることがあったのですが,
蒼弓さんのaoTuVの登場によりその差は無くなり,同じく改良が続けられているiTunes AACと良い勝負を続けています.苦手なジャンルは特に見受けられません.
今回一番健闘したのは,LAMEでしょう. VBRでの高音質を売り物にしているLAMEですが,128kbps付近でVBRを使うのは難があると言われていて,
128kbps付近では専らCBR/ABRが使われていました. LAME 3.97betaの素晴らしい進歩により,128kbps付近で--vbr-newを安心して使えることが示されたのは凄いことだと思います.
ノンクラシックサンプルに若干弱いようですが,Robert氏が指摘しているようにノンクラシックとクラシックサンプルでエンコードオプションが異なるので,真相は良く分からないと思います.
残念なのはNero Digital AACで,同じAACを採用するiTunes AACに大きく差をつけられ,LAMEにもクラシックサンプルで敗れるなど,結果は芳しくありません.
本来なら 110kbps-150kbpsと言われる "Stardard" プリセットを使ってテストをするのが自然なように思えますが,前の日記にも書いたように,
とにかくビットレートが表記よりも高めなので,仕方なく "Internet" が採用されています.
以前のエンコーダではなかなか良い結果が報告されていた(参考1,参考2)だけに,残念です.
これは推測ですが,VBRエンジンの何らかの粗を隠すためにビットレートを上げてしまい,結果として一つ下のプリセットが使われてしまって,
ビットレートとクオリティのバランスが保てていないのかもしれません(Modest Tuningを作っているときによくこういう問題に直面しました).