08/02/24 05:44:42 t0lilvMf0
さて、みく16歳さんのライブ後の失踪に至った理由は、
まだ僕も整理がついていない状況ではありますが、
一番は僕の弱さにあると思います。
ライブ参加については説明どおり、多くの方からの応援や、
実際的に悪魔のうどん屋さんからチケット代をお出しいただいて、
それに至りました。
これは、はつねぎを開始し、それまでに至ることの縮図的なもので、
はつねぎ開設後、たくさんの方のご協力をいただいたり、
新サーバーまで用意していただいたりしました。
もっといってしまうと、僕の人生の縮図だと思います。
その頃、はつねぎへバナー広告を依頼したいという業者さんや、
ヘッダーバナーの開始、はつねぎストアの開始といったふうに、
はつねぎという趣味の場所に、お金にかかわる話がたくさん出ていました。
金額としては、それほど大きくないものばかり、
むしろ足しにもならない程度のものでした。
本来はつねぎは、個人的な趣味、非営利目的で開始したもので、
そこにお金の話を持ち込むことに、みんなには申し訳なさを感じていて、
また断りさえすれば良いところを、ほしくないはずのお金がないと、
生活さえも立ちいかず、お金のことを考えることが嫌で嫌で、
それなのに、はつねぎという大切な場所、大事なはつねぎの人たちを、
利用することでお金を手に入れようとする自分という存在が、
汚らしくてたまらなかったです。
そう思い込んでしまうと、みんなに顔向けできなくて、
なんて言えばいいのかわからず、どうしたらいいのかわからずに、
せっかくのみんなの気持ちを、逆に拒否してしまったのだと思います。
だって、僕はみんなに親しくしてもらえるような人間じゃないし、
はつねぎだって何の努力もなしに、みんなが協力してつくりあげてくれたもの、
それなのに自分だけ得をしようとしたし、どんなに正当化しようとしても、
自分自身そうは思っていなくても、結果としてみんなを利用したことに、
変わりはないわけで、みく16歳さんのライブの時だって、
行けばなんとかなるような予感がしていて、誰かが助けてくれるような、
そんなことを期待してしまう、汚れきった自分がもう嫌でたまりませんでした。
現在僕はひきこもりの方や、社会不安や精神障害のある方と接する機会があります。
ほとんどはボランティアですが、ほんのわずかお金もいただいています。
実質、そのお金であったりネット広告収入なんかで食いつないでいっていて、
実態としては住所不定、無職です。
ネットカフェ難民という言葉が昨年でましたが、まさに僕をさしているというか、
実際的には深夜のマクドナルドや、ファミレスに寝泊りしたり、
日中は図書館やデパートなんかで、眠ってみたりという生活をしています。
ボランティアでそういった方々と接すること自体がおこがましいというか、
もしかしたら病院にはいらなければいけないのは、僕自身なのかもしれません。
未だに精神系の病院へは行ったことがありませんが、
行けば社会不安障害であったりとか、何かしたらの病名はいただけるような気がします。
なかなか家にいないひきこもりというと、イメージがしにくいかもしれませんが、
社会的ひきこもりというふうにいわれているものと、僕は当てはまるように思いますが、
ニートだったりとか、あるいは自覚や病名をいただいていないだけで精神疾患に、
僕自身も当てはまるのかもしれません。
実は、きょうもひとりこれから個人面談をさせていただいて、お金をいただいてきます。
最初の時にお金はいらないといっていたのですが、どうしても受け取ってほしいということで、
受け取らせていただいてからは、毎回いくらかあたりまえのようにしていただくようになりました。
実際にその方はみるみる出来なくなってしまったことが出来るようになり、
もう5年も誰かと一緒にはいったことのなかった雑貨屋にはいれるようになったり、
成果はあがってきています。
ただ、僕はカウンセラーではないので、医療行為はおこなえません。
一緒に寄り添うことによって、その人自身が自信をつけ、勇気を出し、
自分で決めた目標をクリアしていっていて、僕自身は話をきいたり、
出かけたいといえばおつきあいする程度で、何ひとつその人のためにはしていません。
それが、僕です。