10/02/06 01:30:52
GENO(Gumblar)ウイルス対処法。
行っておくべき事項を箇条書きにしました。
細かなことは他にもいろいろありますが、とりあえず以下を実施して下さい。
(1)Microsoft Update(Windows Update)を実行しシステムを最新の状態にする
(2)Adobe Readerを最新版に更新する
(3) Adobe ReaderのAcrobat JavaScriptを無効に設定
(4) JRE(Java Runtime Environment)を最新版に更新する
(5) Flash Playerを最新版に更新する
(6) QuickTimeを最新版に更新する
(1)~(4)を行っていれば、現時点で改ざんサイトを閲覧してもウイルスには感染しない。
攻撃コードは変化する可能性もあるので、念のため全て行っていただきたい。
Adobe Readerなどのアップデート方法については下記のトピックスを参照のこと。
Acrobat JavaScriptを無効にする方法は以下の通り。
(1)Adobe Readerを起動し[編集]メニューの[環境設定]を選択
(2)「分類」の中の「JavaScript」を選択
(3)「Acrobat JavaScriptを使用」のチェックをクリア
(4)「OK」ボタンを押す
※サイトを運営されている方は、さらに次のことも実施していただきたい。
(1)管理サイトのページなどに意味不明な文字列が埋め込まれていないか確認する
(2)改ざんされていたり、サイト管理に使うパソコンからウイルスが見つかった場合には、
ウイルスに感染していないパソコンを使用して管理サイトのパスワードを変更する
3:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:32:52
【脆弱性を利用されやすいソフトウェア】
下記については必ずアップデートしてください
使用していないものはアンインストール推奨です
■ Windows Update / Microsoft Updateを更新
・XP以下は念のためMicrosoft Updateに変更してアップデートする
■ Adobe Reader(Acrobat,Acrobat Reader)を更新 (使っていないならアンインストール)
URLリンク(get.adobe.com)
・インストール後本体をアップデート
ヘルプ → アップデートの有無をチェック
・Acrobat Javascriptをオフにする
編集 → 環境設定 → Javascript → 「Acrobat Javascriptを使用」のチェックを外す
■ Adobe Flash Playerを更新 (動画サイト見てるなら絶対入ってる。IE版、Firefox等の非IE版に注意!)
URLリンク(get.adobe.com)
URLリンク(www.adobe.com)
・Flash Playerのバージョン確認
URLリンク(www.adobe.com)
URLリンク(www.adobe.com)
■ Adobe Shockwave Playerを更新 (最近は使わないはずなのでアンインストール)
URLリンク(www.adobe.com)
■ Java Runtime Environmentを更新 (Javascriptとは違うので注意)
URLリンク(www.java.com)
・Javaのバージョン確認
URLリンク(www.java.com)
■ QuickTimeを更新 (メールアドレスの入力は不要。使っていないならアンインストール)
URLリンク(www.apple.com)
■ RealPlayerを更新 (使っていないならアンインストール)
URLリンク(jp.real.com)
4:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:41:29
【Gumblar】混ぜるな危険【8080系】
■Gumblar(たぶん消滅済)
2009/4~6に猛威を振るったやつ。
GENOの対応の悪さが「GENOウイルス」という言葉を生み出した。
■Gumblar.x (祝・復活)
2009/10~12に出現。
挿入するコードが Gumblarのそれと同じだった為、
Gumblarの進化型(亜種?)と言われている。
※今後の動向には注意が必要。
■8080系(GNU GPL、CODE1、LGPL、Exception、DEBUG、.ru:X)
Gumblar.x が消滅した直後に出現し、今現在も猛威を振るっている。
※セキュリティソフト依存の防御は非常に危険。
【感染確認方法】
msconfigでスタートアップにsiszyd32.exeとTMD.tmpがあったらご愁傷様(感染確定)
削除はネットワークから切り離して、セーフモードで起動させ
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
"sysgif32"="C:\\WINDOWS\\TEMP\\~TMD.tmp"
削除
※sysgif32で検索
↓
○ C:\Documents and Settings\ユーザー名\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ\siszyd32.exe
ファイルを削除
5:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:42:45
【Gumblar.x / Daonol(新GENO)ウイルスについて】
■ Gumblar被害拡大中(1)(2)(3)
URLリンク(www.so-net.ne.jp)
URLリンク(www.so-net.ne.jp)
URLリンク(www.so-net.ne.jp)
■ Windowsが起動しないときの復旧方法の一例
黒い画面にマウスカーソル (Win32/Daonol)
URLリンク(blogs.technet.com)
Win32/Daonolの亜種に感染!セーフモードでも起動できないパソコンを復旧するには?
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
レジストリの修復 Windowsを使わずに修復してみる
URLリンク(pctrouble.lessismore.cc)
■ 感染確認・駆除ツール
アンラボ(v3daonol.exe)
URLリンク(www.ahnlab.co.jp)
マカフィー(stinger.exe)
URLリンク(www.mcafee.com)
Kaspersky(KatesKiller.exe)
URLリンク(support.kaspersky.com)
【旧Gumblar(GENO)ウイルスのまとめなど】
*** 【注意!】2009年10月からのGumblar.x / Daonol(新GENO)には無効な情報があります ***
■ Anubisレポート
URLリンク(anubis.iseclab.org)
■ GENOウイルスまとめ
URLリンク(www29.atwiki.jp)
6:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:44:04
【8080系ウイルスについて】
メディアなどでは「ガンブラー(の亜種)」と紹介されていますが
Gumblar系とは別種のウイルスで、最近のものはページソースの最後あたりに
<script>/*LGPL*/
<script>/*GNU GPL*/
<script>/*CODE1*/
などから始まる難読化したスクリプトが埋め込まれています
2009年12月現在、最新版のAdobe Readerおよびそれ以前の脆弱性を利用しているため
回避策としてAcrobat Javascriptのチェックを外してください
修正版の配布は2010年1月13日の予定です
他にもMicrosoftとJRE(Java Runtime Environment)の脆弱性を
利用していますがこちらはアップデートで対処できます
感染すると他のウイルスなどを呼び込むため非常に危険です
■ 新手の正規サイト改ざんでAdobe Readerのゼロデイ攻撃~今すぐ対策を
URLリンク(www.so-net.ne.jp)
■ 感染確認(2000,XP)
あくまで現時点での確認方法であることに注意してください
セーフモードから起動してレジストリエディタでRunエントリ
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run]
から
"sysgif32"="C:\\WINDOWS\\TEMP\\~TMD.tmp"
"~TM6.tmp"="C:\\WINDOWS\\TEMP\\~TM6.tmp"
等の登録があれば感染済
上記の登録情報を削除した上で
○ C:\Documents and Settings\ユーザー名\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ\siszyd32.exe
のファイルを削除すれば復旧しますが、亜種等で違うこともあるので
可能な限りクリーンインストール&サイト持ちは
安全なPCからのパスワードの変更を推奨します
7:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:46:42
【改ざんサイトの調査など】
■ チェッカーサイト
・Gumblar Checker 2
URLリンク(gumblarchecker.crz.jp)
・aguse
URLリンク(www.aguse.net)
・飛び先のチェック by ぴょん基地の友達
URLリンク(www.kakiko.com)
・WebGetter
URLリンク(rd.or.tp)
・Dan's View Source
URLリンク(www.dan.co.uk)
■ 専ブラで右クリからの検索を有効にする方法。
設定例:JaneView
設定>基本>機能>コマンド欄で
コマンド名 任意の名前
実行するコマンドに 任意のURL
を記載して追加。終わったら「よろし」をクリック。
これで設定完了。
URLリンク(www.geocities.jp)
これで専ブラから検索でチェックできるようになります。
以下がそのコマンドの一例になります。
aguse.net サイト情報検索=URLリンク(www.aguse.net)
飛び先のチェック=URLリンク(www.kakiko.com)
WebGetterでソースを見る=URLリンク(rd.or.tp)
WebGetterでタグを除去してソースを見る=URLリンク(rd.or.tp)
WebGetterでリンクを抽出する=URLリンク(rd.or.tp)
Dan's View Sourcelでソースを見る=URLリンク(www.dan.co.uk)
8:名無しさん@お腹いっぱい。
10/02/06 01:48:44
危険ポートを閉じることでセキュリティを強化する。
※【ルータ】未導入の人用です。
【ポート135の役割】
Windows2000/XPは、標準で分散オブジェクト技術(以下:DCOM)を利用しています。
このDCOMを利用すると、他のPCのDCOMソフトを遠隔操作できます。
遠隔操作をする場合に、相手PCに問い合わせをする時のに使用するのがポート135です。
場合によっては、遠隔操作をされてしまう可能性があるものですので、このポートは停止しておきましょう。
ポート番号「135」、「リモート管理・操作等のサービスへのアクセス」
■ポート135を閉じる
「コントロールパネル」 -> 「管理ツール」 -> 「サービス」 -> 「Remote Procedure Call」を選択する。
「Remote Procedure Call (RPC) エンド ポイント マッパーや各種の RPC サービスを提供します。」
をダブルクリックし、プロパティを開く。
スタートアップの種類を「無効」にし、OKボタンをクリックしプロパティ画面を閉じる。
変更をしたらPCを再起動する。
ポート番号「445」、「ファイル共有等のサービスへのアクセス」
■ポート445を閉じる
「コントロールパネル」 ->「システム」 ->「ハードウェア」 ->「デバイスマネージャ」の「表示」メニューから
「非表示のデバイスドライバの表示」を選ぶと「プラグアンドプレイではないドライバ」という項目が一覧に加わる。
このツリーを展開して「NetBIOS over TCP/IP」のプロパティを開く。
ここで「ドライバ」タグを選択し、「スタートアップ」の種類を「無効」にする。
変更をしたらPCを再起動する。
ポート135 445
URLリンク(www.google.com)