09/12/05 15:20:44
ソフトウェアの肝となる部分のため、詳細は明らかにされていないが、具体的には、他セキュリティ対
策ソフトが検知を行った際に残るWindows上のログなどの情報を収集。そうした情報がクラウド上へ集
約し、共有しているという。送信される情報は、独自にファイルから作成したハッシュ値のほかMETA情
報で機密情報などは含まれていないとしている。
検知を実施するタイミングだが、インストールや実行時で、「Flash Scan」という任意で検知を行う機
能も備えている。検知対象としているのは、実行するプログラムや読み込むファイル、実行中のプロセ
スなどだ。ファイルやディスクを指定したり、全体をスキャンする機能などは備えていない。
利用者が増えれば、より多数の情報が集まり、ウイルスの検知率を高められるのがクラウドを活用する
上での大きなメリットとなる。ワールドワイドにおける「Immunet Protect」の配布は、8月末より開始
されているが、気になるサービスへの接続数はソフト上から確認できる。
12月4日に確認した時点で接続数は約2万7000件ほどだった。560万種類の脅威に対応している。国内リリ
ースした時点で、すでに4%の国内ユーザーが利用しているという。セキュアブレインでは、1年間で100
万人の利用者の獲得を目指しており、開発元のImmunetでも利用者を獲得すべく活動を展開していくそうだ。
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