09/09/04 01:05:35
■ シマンテック、2009年のセキュリティ動向を発表 - 経済危機やSNS悪用が増加
シマンテックは9月3日、2009年上半期のセキュリティ動向を発表した。
URLリンク(journal.mycom.co.jp)
シマンテックでは、2008年に月間平均で約2憶4500万を超える悪意のあるプログラムを検出したと説明。
この数値は、シマンテック製品ユーザーやハニーポッドへの攻撃を検出したもので、大部分は未知のマルウェアだという。
また、現在はWebサイトでの感染が大半であることや、リムーバブルメディアを介した感染の拡大、ウイルスの
種類(ファミリー)は少ないが、そこから数多くの亜種が生まれ、セキュリティベンダーが検出できないように進化させていることを紹介した。
浜田氏は、セキュリティ対策ソフトについて、「従来の定義ファイルでは検出しにくくなってきており、ヒューリステック、挙動分析、
レピュテーションによる検出技術を強化していかなければいけない」と話す。
○ ゲームを装って個人情報を盗む手口
○ 大量配布型の攻撃方法が復活
■ 脆弱性に対する攻撃の割合が増加 - フォーティネットまとめ
深刻な脆弱性が明らかになっているが、フォーティネットによれば、こうした脆弱性に対する攻撃が増加しているという。
URLリンク(www.security-next.com)
同社があらたに検知した脆弱性は168件で、35.7%にあたる60件に対して積極的な攻撃が観測された。
深刻度が高い脆弱性が見つかる割合が増えているだけでなく、脆弱性に対する攻撃が前回調査から5ポイントほど上昇しているとして、同社は注意を呼びかけている。