09/08/18 21:16:35
■ IEEE、セキュリティ・ベンダーの相互協力を推進するプログラムを発表
……セキュリティ問題に迅速に対応するための情報共有を図る
URLリンク(www.computerworld.jp)
米国電気電子学会(IEEE)は8月17日、セキュリティ・ベンダーが相互に協力し、セキュリティ問題に迅速に対応するためのプログラム「Industry Connections Program」を発表した。
IEEEでは同プログラムを基に、新たな標準の策定につなげたいとしている。
あまり知られていないことだが、セキュリティ・ベンダーの間では、コンピュータ・ウイルスの膨大なサンプルを相互にやり取りしている。このベンダー間でウイルス情報を共有するという伝統は、
数十年前から行われており、マルウェア対策を強化する一翼を担ってきた。
しかし一方で、サンプルを共有するまでに時間がかかりすぎるという問題も指摘されていた。
この問題を解決するためIEEEセキュリティ・グループでは、ウイルスのサンプルが最初に見つかったIPアドレスやWebサイトなどに関する情報を配信できるシステムを構築し、
このプロセスを改善しようとしてきた。IEEEセキュリティ・グループは同プロセスを自動化するスキーマを定義しており、今後標準化される見通しだ。