07/09/03 03:37:14
アスペルガー症候群の症状
アスペルガー症候群(発達障害)の症状
1、話し言葉の発信の問題
話し言葉の質的異常とは、遅れでは説明のつかない(言語発達年齢に見合いわない)やり取りのできなさや奇妙さ、独特の言い間違いなどを指します。
例えば
・ジャーゴン(どこの国の言葉にもない音の連なり) 「。。。」
・エコラリア(オウム返し)
その場で繰り返す「即時のエコラリア」と後で復唱する「遅延のエコラリア」がある。機械的な復唱もあるし、種々のレベルの意味をもつエコラリアもある。 「モバイルタイプのAVって何?」コピペ厨は典型例。
・独り言(独語)が目立つ/独語の内容が風変わり
立場によって言葉を変えることの困難
「あげる/もらう」「行く/来る」「こっち/そっち」など
・言葉に対する独特の意味付け 「山登れよ~!」
例えば「お花」=「赤いチューリップ」と決めてしまう
・ダントリー
年齢不相応の難しい言葉遣いや過度に厳密な言い回し、細かい数字にこだわる詳細な話し方など
・パタン的な言いまわし、偏った話題
会話の相互性の乏しさ
・相手の頭の中にある情報への配慮の困難
突然自分の頭の中の話の「続き」を始めたり、相手の知らない情報を知っている前提で話したりし、言わずもがなの情報を説明したり。「バスターが一番だよね。」 「バスターに決めました。」
2、話し言葉の受信の問題
自閉症では言葉の理解に関しても、何歳児相応と表現できないような虫食い状の問題を示します。これが言語理解における質的異常です。
例えば、
話しているほどには理解できない 「バスターとNODを併用している」
理解している単語に偏りがある
言葉の音(音韻)に過度の注意が向いてしまう「日本語でおK」
文脈での補いの乏しさ(字義通りの理解)言外の意が汲めない。冗談を真に受ける。
年齢相応の慣用表現を知らない