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1 名前： すずめちゃん(関西地方)[sage] 投稿日：2009/01/20(火) 00:38:57.79 ID:EdZ9rjdE ?PLT(12000) ポイント特典
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デンマークの漫画家、カーステン・グラベク氏（61）は
「景気のひどさに創作意欲がかき立てられる。悪いニュースほど漫画家には値する。」という。
イスラエルの漫画家ミシェル・キシュカ氏（46）も同意見だ。
「リセッション（景気後退）から目をそらすことはできない。
難しいのは、それを自分なりのやり方でどう描くか。危機は朗報。
ユーモアを交えながら深刻な問いに対する答えを見いださざるを得ないのだから」と語る。
世界経済の低迷に対する風刺漫画家らの反応はさまざまだ。悩みの種は、
景気低迷が新聞雑誌というメディアに及ぼす影響と自分たちの作品が読者にどう受け止められるかだ。
風刺画の紙面掲載スペースが削られる中、漫画家は、
差別語禁止と表現の自由という問題のはざまで圧力を被っている。
◆困難な時期
パリのルモンド紙の風刺漫画を担当するジャン・プラントゥ氏（57）は「漫画家にとって難しい時代だ。
理由として、西欧とイスラム世界の間の分断があげられる。両世界は歩み寄ろうとはしない。
われわれはアラブ諸国に『君たちは分かっていない。民主主義とは何かを説明するよ』といい、
アラブ諸国側はイスラエルに対し差別的表現を用いている」と語る。
自称ニュース中毒のブルックス氏は「漫画で世界は変わらない」と自嘲気味に語る半面、
「漫画家は人に知らせたり、人を怒らせるために存在する」ともいう。そして、最後にこう語った。
「お涙ちょうだいの平和な世界ではなく、適切でもあり不適切でもある作品を描いているつもり。
漫画は表現の自由の先駆けだから」
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