10/07/24 20:26:42
>>529
>情報通信業のが少ない理由が、企業数自体少ないからだったとしても、
>影響を受ける企業は少ないと言えると思うけど。
有力ソフトウエア会社(売上高1000億円以上)の2009年度決算からは、先行きが不安な姿しか見えてこない(表)。
多くのソフト会社が2期連続の減収減益で、売り上げは2007年度に比べて20%も落ち込んでいる。予想を上回る
スピードで、IT需要が縮小しているのだ。
表中の12社を単純合計すると、2009年度の売上高は5.3%減、営業利益は22.7%減に終わった。営業利益率は
7.4%から6.0%に低下。成長に向けた施策を打ち出せるような経営状況ではなかろう。どこも人件費や外注費、
不採算事業からの撤退による固定費削減が最優先課題となっている。顧客企業に技術者を送り込み、1人月当たり
数十万円を得るビジネスで業績回復を図ることは困難である。このままでは、多くのソフト会社に「明日はない」と
言っても過言ではない。
2009年度の業績を詳細に見てみよう。減収幅が10%以上だったのは、富士ソフト(▲14.2%)、日本ユニシス
(▲12.6%)、NECネッツエスアイ(▲12.6%)だ。ITホールディングス(ITHD)は7.2%減だが、買収したソランの
売り上げ(第4四半期分)を除くと10%超のマイナスになる。表にはないが、構造改革を進めているCSKホール
ディングスは17.7%減と大きく落ち込んだ。
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