10/03/08 15:26:59
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>輸出志向の大企業の収益が拡大する一方で中小企業は停滞
1000億円未満模の苦戦続く
2008年度の実績値に基づく売上高規模別をベースに、2008年度第1四半期から2009年度第2四半期まで、
四半期ごとの営業利益について前年度同期比の推移を見ると、前年度同期比がプラスになったときを探すのが難しいほど、
赤い文字が圧倒的に多い。今年度第1四半期は全クラスが前年度同期比マイナスに陥り、第2四半期は「1,000億円超」
クラスだけがプラスとなっている。
また中間決算発表時の通期営業損益見通しを見ると、「3,000億円超」クラスは2007年度比3%減、2008年度比1.3%減
と微減にとどまり、「1,000億円超」クラスは黒字に転換する。「300億円超」クラスは2007年度比56.4%減、2008年度比50.8%減と半減、
「30億円超」クラスは回復すると見ている企業が多いが、「100億円超」「30億円未満」クラスは壊滅的な見通しといっていい。
URLリンク(itkisyakai.justblog.jp)
NTTデータは海外売上高を現状3倍の3000億円まで押し上げるため、中南米や南アフリカなどの地域で買収先を模索している。
海外拠点数を増やすことで、海外で事業展開する日系企業の受注を取りに行く考えだ。富士通は海外子会社を活かし、
英国や豪州の官公庁などからシステムのアウトソーシングを受注。海外事業に投資する余力がある大手では、
海外での成果が今後の焦点となってくる。
一方、大企業から委託を受けてソフトを開発する2次請け、3次請け中心の企業は危機を迎えている。家電や自動車メーカー
は軒並み新製品開発を抑制しており、開発ソフトの受注数は縮小傾向が続く。こうした中、家電や自動車向けの制御ソフトを
柱にする富士ソフト<9749>も、顧客の新製品開発抑制に伴うソフト開発需要激減によって、今10年3月期の営業利益は
前期比6割減になると「東洋経済オンライン」では見ている。
規模を活かし海外開拓に賭ける大手メーカーと、内需に依存してきた中小規模のメーカーの経営環境の差は鮮明となってきた。
URLリンク(202.74.4.113)