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プ ロ グ ラ マ ー は も う い ら な い
キ ー ボ ー ド 叩 い て ゼ ニ が 稼 げ る 時 代 は 終 わ り ま し た
6・2「プログラミングをしない」ために
バグはコーディングの際に作りこまれます。しかしこれは逆の言い方をすれば、
コーディングをしなければバグは生まれないということでもあります。
バグを出さないための究極的な対策は、コーディングをしないことです。
プログラマの仕事は、ただ闇雲に書くことだけではありません。修正時の変更箇所
は極力少なくしたり、既存のコードがあれば流用したり、そもそも本当に必要な
プログラムなのかを考え直したりといった、書くべき量を減らす努力も、
バグを減らすためには重要です。
<「C言語 デバッグ完全解説」(坂井丈泰 坂井弘亮)P285 >
6.2.1 書かないことを考えてみる
プログラミングをしないために第一に考えるべきことは、そのプログラムは
本当に書く必要があるのか?という根本的な問題です。
たとえばちょっとしたデータ変換がしたいときに、変換ツールを作るのに
1時間もかかるようならば、そもそも手作業で変換を行ったほうが早いかもしれません。
つまりこのようなツールは、約10分程度の時間で完成させられなければ、
そもそもツールを作ることの意味がなくなってしまうことになります。
もちろんツールには再利用できることと、(命令されたことに関しては)人間よりも
正確に動作するという利点あります。しかしこれは逆に言えば、再利用される見込みが少なく、
正確さもそれほど要求しないならば、時間をかけてツールを作ることの意味は薄いということです。
<「C言語 デバッグ完全解説」(坂井丈泰 坂井弘亮)P286>
プ ロ グ ラ マ ー は も う い ら な い
キ ー ボ ー ド 叩 い て ゼ ニ が 稼 げ る 時 代 は 終 わ り ま し た