09/09/07 21:44:15
LAPTOP Magazineは8月24日、ネットブックのバッテリ駆動時間に関する記事を同誌ブログに掲載した。
東芝製ネットブックを使って、XPの代わりにWindows 7を実行するテストを行ったところ、
バッテリ駆動時間が2.5時間(約30%)短くなったというのが、同記事の内容である
(XPでは9時間24分、Windows 7では6時間53分)。
Tom's Hardwareサイトでも、Acer製ネットブック「Aspire One」でWindows 7 RC(リリース候補)版を動かしたところ、
Windows XP SP3を動かしたときよりもバッテリ駆動時間が2.5時間短くなったとしている
(XPでは8時間28分、Windows 7では5時間54分。いずれもLow Power Idleモード)。
各種ネットブックのユーザー・フォーラム(eeeuser.comやAcer Aspire One User Forum、MSIWind.net)でも、
同様の不満を訴える声が目立つ。
すでにかなりの数のネガティブな報告がメディアやユーザーから上がっており、
洗練された効率の高いOSというWindows 7のイメージに影を落としている。
言いかえれば、Windows 7のネットブックへの適性、少なくとも現行モデルへの適性に疑問が投げかけられているのだ。
独立系アナリストのジャック・ゴールド(Jack Gold)氏は、バッテリ駆動時間のテスト結果が少々悪いからといって、
今の時点でWindows 7の省エネ性能に低評価を下すのは間違っていると指摘する。
Windows 7をプリインストールしたネットブックが登場すれば、最適化の問題は解決され、Microsoftが約束したように、
XPマシンと同等以上のバッテリ駆動時間が得られるのではないか、とゴールド氏はみている。
URLリンク(www.computerworld.jp)