09/08/16 12:30:30
2009年6月のノート・パソコンの販売金額は,対前年同月比12.5%の減少となった。
販売金額の前年割れは,2009年に入って以来4回目。販売金額そのものも,2009年6月は
過去3年間で最低の水準という。一方,販売台数を見ると,拡大傾向が続いている。
2009年6月の販売台数は,同 21.6%増加した。伸び幅は落ち着いてきたものの,
堅調に推移しているという。
販売台数増加の主な要因は,低価格な,いわゆる「ネットブック」の台頭。ネットブックの
市場拡大によって平均単価の下落が進み,ノート・パソコン市場全体において,
販売台数が伸びても販売金額が減る現象が起き始めている。2008年1月に初めて日本市場
に投入されたネットブックは,2009年6月の時点でノート・パソコン全体の販売台数のうち,
33.1%を占めるまでになった。2009年6月のネットブックの税抜き平均単価は4万1500円で,
前年同月と比べると25%下落した。さらに,通常のノート・パソコンの税抜き平均単価も
10万1600円と,前年同月比で12%下落している。
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