09/02/04 18:12:58
ちなみに、今話題になっている。
日本郵政の宿泊・保養施設「かんぽの宿」の売却問題も、
年次改革要望書に書かれた郵政民営化である。
「かんぽの宿」、大売出しの仲介者はメリルリンチ日本証券が入札窓口。
2007年、メリルリンチ日本証券はSBIホールディングスとタッグを
組んで不動産投資事業に進出。メリルリンチの幹部は小泉改革の審議
メンバーに参加。幹部二名が財務省と経済産業省の審議委員を務めた。
小泉の改革指南役も顔を合わせている。
かんぽ70施設(*1)の土地建物、宿舎9箇所、環境条件も
含めて109億円、でオリックス(外資)に一括譲渡する方針を決定。
(*1)70施設の中の「ラフレさいたま」だけを観ても
(平成12年9月オープン。187室、223名の宿泊が可能で、満室率は75%)
、土地・建物の初期費用が、
土地 1993年3月 61億8000万円
建物 1992年11月 216億4000万円
両者合計で278億2000万円
(*2)オリックスの発行済み株式の57.6%は外国人投資家が保有している。
だから、オリックスはれっきとした外資系の企業なのだ。