08/10/12 19:24:17
国内の携帯電話市場が急速に縮小している。電子情報技術産業協会(JEITA)が
8日発表した8月の国内出荷実績は前年同月比47.9%減の208万4000台となり、
統計が始まった平成4年以来最大の落ち込みを記録した。
携帯端末の値段は高くなるが、毎月の利用料は安い料金プランの導入による
買い替え需要減退の影響が続いているためだ。
国内最大手のシャープが平成21年3月期業績予想を下方修正するなどメーカー
各社の業績を直撃しており、戦略の見直しを迫られそうだ。
携帯電話の売れ行きが鈍り始めたのは、通信会社が新たな料金プランを相次いで
導入した昨年秋以降。通信料金が大幅に安くなる一方で、それまで「0円」や「1円」で
販売されていた端末は、最新機種で5万~6万円前後になった。
端末を2年程度の割賦で販売するプランが多く、途中で解約すると不利になるため、
買い替え需要が一気に冷え込んだ。
国内市場はすでに1億台超が普及し飽和状態。景気低迷による消費の冷え込みも
追い打ちをかけている。
■ソース
ITmedia ( URLリンク(www.itmedia.co.jp) )[2008年10月09日 13時27分 更新]
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