07/09/22 07:49:24
プログラマという職業の中でアセンブラとは関係ない仕事が増えた
最近の言語事情や意識の問題ではなく仕事の内容が多岐にわたっているのが原因
データベースのチューニングにアセンブラの知識が役に立つだろうか
(それをプログラマと呼ぶのかという疑問もあるが……)
そして多様なハードウェアで動作する処理系の台頭
そもそもどんなハードウェアで動作するかわからないのだから
意識することができない
(JavaVMのような概念があればアセンブラレベルの意識はできるかもしれないがそれはハードウェアレベルではない)
つまり少なくともスクリプトにアセンブリ言語の知識は必要ない
アセンブリ言語を学んで得られる知識とは何か?
ハードウェアがどのような仕組みで制御されているか、コンパイルされたコードが最終的にどのようになるかなどである
これだけではないがデバッグや最適化で役に立つ
ソートの計算量やアルゴリズム関連については特定の言語で学ぶようなものではなくアセンブリ言語を習得したからといって
アルゴリズムに強い人間になるかという事との相関関係は見出せない
若い人においてはコンピュータ工学で学んでいるはずであり、年老いた人はアセンブリ言語やC言語と同時に習得した
という差があるだけだろう
誰もが納得する名実ともにプログラマといえるような仕事は減ってきている
例えばASPでIISの設定を弄るのがプログラマの仕事といえるだろうか
JavaScriptでWebサイトのデザイン補助、VBAで事務支援、SQL作成
汎用機で行ってきた処理は様々なアプリケーションに取って代わりコーディングではなく
設定値を変更するのが主な仕事になってきた
その中でバッチ処理や細やかな制御をするときだけ行うスクリプティングが現代のプログラマの正体である
彼らは本物のプログラマではない
本物のプログラマはアセンブラを使う