07/08/14 20:14:44
結婚適齢期の息子や娘に代わり、親同士が集まる「代理見合い」が広がっている。
地域の“世話焼きおばさん”が縁をとりもってくれたのは今や昔。わが子のプロフィルを手に、親が相手探しに真剣だ。
果たして、思惑どおりに結婚するカップルは増えるのか。(高見雄樹)
「息子は○○大学を出て、大手企業に勤めています」「こちらが娘の写真です」
神戸市内のホテルで開かれた代理見合い「縁結びの会」。適齢期の息子や娘を持つ親二十人が対面した。
六十歳前後の女性が多く、互いの子どものプロフィルが配られ、学歴、年収、希望のタイプなど約十項目に目を通す。
あいさつを交わした後、自由時間に気になる相手と話し込む。
明石市のパート女性(62)は「紹介者の顔を立てる必要がなく、率直に話ができる。
結婚後も家同士の付き合いは続くので、相手の親が分かれば安心」という。
主宰するのは、神戸市の映像制作会社「インフォース」。ブライダル関連の仕事をきっかけに代理見合いを手がけ、
現在、兵庫県内を中心に約百人が登録する。
「地域や親類との付き合いが減った上、親子のコミュニケーションが少なくなり結婚観を共有できず、親の不安感が増している」
と社長の蔭山邦子さん(32)は分析する。
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