07/06/29 19:32:41
社保庁、契約書作らずNTTデータに年800億円
「宙に浮いた5000万件の年金記録」を保存している社会保険庁のコンピューターシステムを巡り、
契約書がないまま、年間800億円超の保険料や公費が業務委託先のNTTデータに支払われて
いたことが、28日分かった。野党からは「あまりにずさんな契約」と批判が上がっている。
会計検査院や社保庁が同日、参院厚生労働委員会での民主党の藤末健三議員への答弁で明ら
かにした。会計検査院は今後、こうした契約状態について検査する方針だ。
社保庁のシステムは、NTTデータが担う「年金記録システム」と、日立製作所が担当する
「年金給付システム」に分かれている。05年度は年間計約1140億円が社保庁側から支払われ、
うち約840億円はNTTデータへの支払いだった。
28日の審議で、藤末議員が利用契約書の有無を尋ねると、会計検査院は「06年度まで契約書は
作成されていなかった」と答弁した。NTTデータと社保庁側は99年の契約約款で「利用契約を締結
する」と定めていたが、利用契約は結ばれていなかったという。
柳沢厚労相も「見過ごすわけにはいかない。実態を早急に把握し、措置をとりたい」と調査する意向を示した。
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つまり、何度もしよう変更するたびに金が貰えるシステムだったわけですな。
大手がこれで、しわ寄せは下請けにという事ですね。