07/04/25 22:52:07
うちの上司(チーフ)はホント無能だった。
COBOLしか分からない前時代的な脳構造で、いい歳にも関わらず独身。
今のプロジェクトが始まったとき「C#ってどんな言語?」と部下の俺にぬけぬけと尋ねるほど無能。
挙句の果てに、仕事中の俺に纏わりついてソースを横から覗き込み「ここでオブジェクトをインヘリタンス化?してるの」とか
「これがメソッドでプライベート?」って。根本的にオブジェクト指向を理解していないし、本を読んでも理解できない無能。
しかも俺の同僚の実家が地震で倒れたからってクソ忙しい時期に休みをやるほど無能。
シワ寄せが俺達に来ても食いモンとかコーヒーを差し入れることしかできないほど無能。
デバッグで俺達が行き詰ってるときに横から現れて「なんとなくこの辺がおかしい気がする」と
前後のプログラムも読んでないくせに言う程無能。(まぁそこが間違ってたんだけどな)
納期寸前の仕様変更で俺達がデスマーチしてるときもお茶くみしかできないほど無能。
そのデスマーチ中に俺のお袋が倒れて、休暇申請したら快くOKしてくれるほど無能。
おまけに俺が帰省してるときに仕様書&議事録その他を持って、営業を介さずに顧客に詰め寄り、
追加費用+納期の延期を約束させ顧客との関係を悪くし、営業と上に睨まれるほどの無能。
トドメに延期させる納期がどう見積っても通常の1.2倍という見積もりすら間違うほどの無能。
立場がヤバイくせに俺に「これでお袋さんに時々顔見せにいけよ」とかアホ丸出しの無能。
最後に「俺みたいなバカなことするんじゃないぞ?お前らは俺みたいな無能とは違う。
俺は実家で親父の手伝いでもするよ」って自分で無能だとわかってたのかよ。
つーかお前の親父、たしか漁師だろ。魚でも捌いてるのが似合いだっての。
って言いたかったけど涙で言えなかった。
そのうち俺達の上には新しい上司が付いたけど、こいつについては言及することは無い。
ただ言えるのは、無能なりに頑張っていた上司とは比較にならなかったってことだけだ。
いつかのそのうち、俺も会社を辞めることになるかもしれない。
何故なら俺は、無能になりたいと思ってしまったから。