06/10/02 23:14:08
>>36
クラウゼヴィッツの戦争論では、「外交も戦争のうち」という考え方がある。
地政学だ。日本は太平洋戦争でいくつかの土地を占領した。
しかし、外交を甘く見ていた。石油資源など日本にとってある程度必要な
資源がある土地を確保したらそこで一旦外交交渉して停戦にもっていけるよう
努めるべきだった。それをやらずに、断固として戦い続け、
無計画に数多くの国を敵にまわしてしまったからあんな無惨な敗北を喫した。
クラウゼヴィッツは孫子の兵法の影響を受けて、似ているヶ所もある。
戦争をする人が尊敬されるのではない。戦争を上手に使いこなせる人間が尊敬されるのだ。