07/12/12 22:59:06 BRfxFYO0
>>837
プリンタのインクが高いのは、「インストールベース・ビジネスモデル」のせいだ。
ハードを激安価格で売って、維持費(消耗品)でガツンと稼ぐ。
ハードウェア事業のビジネスモデルを考えるときには、必ず出てくる。
プリンタ以外でも 浄水器や空調機のカートリッジ、ジレットのひげそりがよく使用される。
失敗した例としては、メリタやカリタといったコーヒーメーカーのコーヒーフィルター、家電各社の掃除機のゴミパックなどがある。
前者は形状が共通なので複数の会社からサードパーティ製品が販売されている。後者は家電各社でゴミパックの形状が異なるのだが、
競争するメーカー数が多すぎて家電販売店でもすべてのゴミパックを置ききれなくなってしまった。
結果として“切り込み”の入れ方を工夫した各社共通パックが発明された。
インクジェットプリンターは、このサードパーティ対策が大変うまくできている。カートリッジ自体に設計ノウハウが詰め込まれており、
簡単には同等品が開発できないようになっている。しかもインクの種類が多岐にわたっており、サードパーティにとっては狙いが絞れない。
インク粒子の大きさも異なるので、下手に詰め替えインクを購入すると、プリンタのヘッドが詰まって故障の原因になる。
このような巧妙な工夫のおかげで、かなりうまくサードパーティの消耗品分野への参入を防げている。
そういえば、コピー機を取り扱っていた友人が言っていました。コピー機なんて無理矢理でも無料で置いてきてしまうって(笑)