07/11/28 08:40:27 jINEeJ5R
>>221
ある商品がコモデティ化し、市場がコスト競争に突入すると、たいていの場合が「商品の差別化」「付加価値によるコスト競争からの離脱」を画策するが、
この戦略で成功した企業は1つもない。コモデティ化する市場で生き残る戦略は、以下の2つに1つである。
1 同等以上の機能・利便を全く異なるアプローチで実現する画期的な技術革新を生み出して、元の市場を分割するか、あるいは消滅させる。
2 調達・生産から流通機構までを徹底的に効率化&コスト削減をして生き残る
前者の戦略の典型例は、オーディオプレーヤー(コンポやCD、MDプレーヤーも含む)や携帯電話(PHSも含む)の市場に対して
AppleがiPodやiPhoneで新規参入したアプローチ。後者はもちろん、パソコン業界におけるデルのことだ。ちなみにこの2つの戦略は、一度に両方を
とることは不可能だ。なぜなら新技術を開発しようとすると莫大な研究開発資金が必要だが、それをすれば既存商品の価格に開発コストを
上乗せせざるを得なくなりローコスト=ロープライスでなくなるからだ。その意味では、大企業がコモデティ化市場で生き残るための方策として
最も正しい戦略は、キヤノンや船井電機のやり方だ。どこかのベンチャーが次世代の市場を作りそうな技術を生み出したのを見つけたとたんに
その企業ごと買収する、あるいは提携、出資するというものだ。