08/02/09 10:20:45
フレームワークのメリットとデメリットにおいて、なるべく具体例を書いた形でまとめてみた。
【メリット】
1.ビューとロジックの切り分けが出来る。(共同作業時に便利)
URLリンク(www.atmarkit.co.jp)
2.定型的なコードを何度も書かなくてよくなる。
例えば、ASP.NETでは、POSTの値を取得して・・・などの事を考えなくて良い。
テキストボックスやボタンも、画面にドラッグするだけ。
3.ソースコードが自動的にフレームワークの規約に従った記述方法となり、
全体的な処理構成が把握しやすく、メンテナンスが楽になる。
例えば、構造化プログラミングならば、まず全体構成(どの関数がどんな役割を
持っているかなど)を把握し、そこから問題部分を探すことになる。
フレームワークの場合は、まずはこのイベントハンドラの部分を見れば良いなという事が分かる。
【デメリット】
1.フレームワーク自体の使い方を学ばなければならない。
・言語の基本ルールとは異なった、フレームワーク特有の記述方法があるため、すぐに組めない。
ASP.NETでは、IsPostBack の概念を学ばなければならない。
URLリンク(www.atmarkit.co.jp)
ちいたんでは、function action( &$c )とか、$c->という書き方と機能を把握しなければならない。
URLリンク(php.cheetan.net)
・フレームワーク自体にも得手・不得手など特徴があり、それを把握しなければならない。
ASP.NETはIISが必要な為、自動的にサーバOSはWindowsが必須となり、依存性がある。
ASP.NETとStrutsの比較は、以下のサイトを参照
URLリンク(www.atmarkit.co.jp)
2.フレームワーク自体に問題があると対処が困難。
例えば.NET Framework のバグは、開発元の不具合修正を待つしかない。
オープンソースのフレームワークであっても、ソースコードが大量な為、把握が出来ない。