10/04/06 21:38:15
米Microsoftが待望の「Project Pink」携帯電話を来週頭に発表すると、事情筋が4月5日に伝えた。同社は急成長する若い
スマートフォンユーザーの市場で勢力を高めようとしている。
情報筋によると、Project Pinkは米キャリアVerizon Wirelessから販売され、SNSのヘビーユーザーがターゲットという。
正式発表時には、製品名はProject Pinkとは違ったものになる。
先月テクノロジー系ブログに流出した写真では、この端末はスタイリッシュで、若者に人気があるMicrosoftの「Sidekick」
デバイスのアップデート版のように見えた。
発売は夏以降で、製造はSidekickを作っているシャープが担当すると情報筋は話している。
Microsoftは4月12日にサンフランシスコで開くイベントの招待状をメディアに送ったが、詳細についてはコメントを控えている。
Verizon Wirelessの広報担当者もコメントを拒んだ。Verizon Wirelessは米電話会社Verizon Communicationsと英Vodafone Groupの
合弁。
Project Pink携帯は、Microsoftの携帯電話市場への取り組みの中心にはならないようだ。戦略の中心は、年内に登場する新しい
モバイルWindowsの端末メーカーへのライセンスだ。
Microsoftは2月に鳴り物入りで発表した「Windows Phone 7」が、BlackBerryを擁するResearch In Motion(RIM)やiPhoneを
提供するAppleからシェアを取り戻し、Android端末や独自携帯Nexus Oneで前進するGoogleを食い止めると期待をかけている。
comScoreの調査によると、Microsoftは米スマートフォン市場で後退しており、11月から2月にかけてシェアが4ポイント後退し、
15.1%となっている。
先行するAppleは25.4%、RIMは42.1%のシェアを獲得している。急成長しているGoogleのシェアは9%となっている。
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