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米特許商標庁は3月18日、Appleから提出された位置情報利用のソーシャルサービスに関する特許出願書を公開した。
「Group Formation Using Anonymous Broadcast Information(匿名のブロードバンド情報を利用したグループ構築)」と
題されたこの特許(出願番号233358)は、2008年9月に申請されている。iPhoneなどのモバイル端末のユーザーがコンサート
やカンファレンスなどのイベントに参加した際、その位置情報に基づいて自動的にソーシャルグループを形成する技術に
関するもので、Appleはこのサービスを「iGroups」と名付けている。
iGroupsは、イベント会場にいるユーザーのモバイルデバイスで、BluetoothやWi-Fiなどのワイヤレスネットワークを使って
匿名の「トークン」を交換することで自動的にソーシャルグループを形成する。参加はオプトインで、データは信頼できるサーバ
にアップロードするため個人情報は保護されるという。ユーザーはイベント終了後もグループのメンバーと交流できる。
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