10/02/16 10:55:30
米Microsoftは2月15日、携帯電話向け次世代プラットフォーム「Windows Phone 7 Series」を発表した。
バルセロナで開催のMobile World Congress 2010の基調講演で、スティーブ・バルマーCEOがコンセプトやパートナー企業などを紹介した。
同プラットフォーム搭載の「Windows Phone」は、2010年末のホリデーシーズンに登場する予定だ。
Windows Phone 7 Seriesは同社の現行携帯向けOS「Windows Mobile」とは大きく異なるアプローチで設計されている。スタート画面上に
並んだ「ライブタイル」と名付けられたアイコンにより、友人のアクティビティや利用サービスの更新が表示される。
Microsoftの各種サービスとの統合も進んだ。Xbox LIVEのゲームとZuneの音楽・ビデオサービスを利用できるようになり、すべての
Windows PhoneにはBing検索のためのハードウェアボタンが用意される。
ユーザーインタフェースの特徴の1つは「ハブ」機能だ。ハブは、Web、アプリケーション、サービスなどをテーマごとに1つのタスクに
まとめたもので、Windows Phone 7には「People」「Pictures」「Games」「Music+Video」「Marketplace」「Office」の6つのハブがある。
Peopleは自分のソーシャルネットワーク上の友人アクティビティがチェックできる。Picturesは写真やビデオをソーシャルネットワークで
共有するためのハブ。Windows Phoneで撮影した写真をPCやWebに簡単に送ることができる。
GamesはXbox LIVEのゲームができるほか、Xboxコミュニティー内のゲーマーのアバターを見ることができる。Music+Videoからは
Zuneのサービスが利用できる。Marketplaceからはアプリストアに、OfficeからはMicrosoft Office、OneNote、SharePoint Workspaceに
アクセスできる。
パートナー企業として、通信キャリアではAT&T、Deutsche Telekom、Orange、SFR、Sprint、Telecom Italia、Telefonica、Telstra、
T-Mobile USA、Verizon Wireless、Vodafoneが、端末メーカーではDell、Garmin-Asus、HTC、Hewlett-Packard(HP)LG Electronics、
Samsung、Sony Ericsson、東芝、Qualcommが紹介された。
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