10/02/12 19:45:21
米Microsoftが2月9日に配布した月例セキュリティ更新プログラムについて、「更新を適用したらブルースクリーンエラーが発生して
PCが正常に起動できなくなった」という報告が、一部のWindows XPユーザーから寄せられているという。SANS Internet Storm Center
などによると、原因はWindowsカーネルの脆弱性に対処した「MS10-015」にあるとみられている。
SANSのセキュリティ専門家は2月11日、勤務先の社内で多数のPCがブルースクリーン問題に見舞われ、対応を強いられたとSANS
のサイトで報告した。Microsoftのユーザーフォーラムにも、この問題についての投稿が殺到している。
SANSの専門家の場合、ブルースクリーンの原因がMicrosoftの更新プログラムにあるらしいと分かり、障害を引き起こしている
ドライバファイル(.sys)を突き止めてこれを削除したところ、PCは正常に戻ったという。
ただこの会社ではMicrosoftの自動更新機能を無効にしていたため、「Microsoftはアップデートを強制したのか」と問い合わせた。
Microsoftからは「自動更新機能が無効になっていれば、アップデートは適用されない」との返答があったといい、現時点で原因は
不明のままだという。
Microsoftのユーザーフォーラムでは、Windows XPのCDまたはDVDを使ってこの問題を解決する方法を同社担当者が紹介している。
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