10/02/05 20:04:31
米Microsoftは2月9日(日本時間10日)に13件の月例セキュリティ情報を公開し、WindowsとOfficeに存在する計26件の
脆弱性を修正する。内訳は、深刻度が最も高い「緊急」レベルが5件、2番目に高い「重要」が7件、下から2番目の「警告」
が1件となる。4日に公開した事前告知で明らかにした。
13件のセキュリティ情報のうち、11件はWindowsが対象、残る2件はOfficeが対象となる。緊急レベルの5件はいずれも
Windowsに存在するコード実行の脆弱性に対処するもので、Microsoftはこのうち4件について、最優先で適用すべきだと勧告する。
Office関連のセキュリティ情報は2件とも重要レベルで、影響を受けるのは古いバージョンのOfficeのみ。Office 2007、
Office 2008 for Macは影響を受けないという。
なお、Microsoftがこれまでにアドバイザリーを公開している未修正の脆弱性のうち、Windowsカーネルの権限昇格問題に
ついては今回のアップデートで対処する予定。一方、Internet Explorer(IE)の情報流出の脆弱性と、SMBのサービス妨害(DoS)
の脆弱性についてはまだパッチを開発中で、2月の月例には含まれないという。
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