10/01/08 20:41:02
ラスベガスで開催中の2010年『Consumer Electronics Show』で6日、米Microsoft社のCEOによる基調講演の真っ最中に照明が消えてしまう
という出来事があった。
口の悪い人たちは、早くもこの一件をいわゆる『死のブラック・スクリーン』に引っかけて、『死のブラック・ステージ』だと茶化している。
2009年に発売された『Windows 7』を使う少数のユーザーから、[エラー画面である]「死のブラック・スクリーン」に遭遇するという事例が
報告されているからだ。
会場の照明はすぐに回復し、米Microsoft社のCEO、Steve Ballmer氏の基調講演は、それ以上トラブルが起こることなく進行した。
だが観客たちは、今回のトラブルを楽しまずにはいられなかったようだ。
講演に参加したWired.comのある読者は、RabidAppleFanboiというハンドル名で次のようにコメントを残している。「講演自体は面白くなかったが、
一部の人たちが言うように、わざとやったのかと思えるような死のブラック・ステージは面白かった。照明が回復した後も、プレゼンテーションの
間じゅう、緊張感が高まったのだ。ステージがまた真っ暗になるのではないか、CESの中でも非常に重要なイベントで2度も『死のブラック・スクリーン』
に見舞われたら、これまで見たことがない初めての出来事になるだろう、という感じでね」
Microsoft社は、1990年代半ばから、致命的なOSエラーに関する批判を受け流してきた。死のブラック・スクリーンという言葉の元になったのは、
『死のブルー・スクリーン』と呼ばれる悪名高いOSのクラッシュで、過去のバージョンのWindowsではよく起こっていた。
Microsoft社の元会長であるBill Gates氏も、プレゼンテーションがテレビで生中継されている最中に『Windows 98』のクラッシュに見舞われたことがある。
Microsoft社はWired.comに対し、今回の照明ダウンは同社製品の問題ではなく、CES会場となったホテルのシステムによるものだと回答した。
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