09/11/13 20:42:44
各メディアでも取り上げられているように、Windows 7の出足は好調である。
しかも、各誌のレポートでも評価が極めて高い。Windows Vistaのときには課題となっていた互換性についても、その改善ぶりに高い評価が集まっている。
だが、そうした評価とは裏腹に、パートナー各社に取材するなかで、複数の関係者が異口同音に指摘するWindows 7のアキレス腱が見え隠れしてきた。
評価の高いWindows 7に、複数のパートナーが異口同音に指摘するような課題とはなにか。
実は、パートナー各社が異口同音に語るのは、「機能強化のサイクルの遅さ」である。
Windowsは、これまでにもWindows Updateを通じて機能強化が図られるという経緯をたどっているが、その多くはバグの修正だったり、セキュリティの強化
などであり、新たな機能が搭載されるというものではない。新機能の搭載は、Windowsのバージョンアップそのもののタイミングで行われることが通常だ。
マイクロソフトでは、Windowsは3年に1度、Windows Liveクライアントアプリケーションは1年に1度、ウェブサービスは3カ月に1度が、標準的なアップデートの
サイクルだと、折りに触れて説明している。
つまり、Windows 7に新たな機能の搭載を期待するのであれば、それは3年後と見られるWindows 8を待たなくてはならないということにもなる。
あるパートナー会社は、「いまのWindows 7の機能には十分満足している」と前置きしながら、次のように語る。
「コンシューマエレクトロニクス機器は、新製品が登場するたびに、機能面で大きな進化を遂げている。そのサイクルは1年であったり、場合によっては半年、
3カ月ということもある。だが、Windowsにおいては、革新的な新機能の追加は3年後。これではコンシューマエレクトロニクス機器の進化に追いつけない」と
危機感を募らせる。
パートナー会社が、Windows 7とコンシューマエレクトロニクス機器の進化との比較をするのも、Windows 7ではマルチメディア機能が強化されており、
ホームネットワーキングへの 対応、地上デジタル放送対応機能の強化などにより、デジタル家電との競合が激化すること、あるいは親和性が高まることで
生まれるギャップに関して懸念しているのだ。