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気象庁が「関東地方で震度5弱程度の揺れがある」とする誤った緊急地震速報を
発表した問題で、同庁は25日、地震計のソフトウエアの改修を依頼した明星電気
(群馬県伊勢崎市)が、依頼したものとは別のソフトウエアに無断で変更を加えた上、
変更内容も誤ったことが原因だったと発表した。
改変点は、これまで小数点以下を切り捨てて処理していた振幅の数値を、四捨五入
してより正確な数値に近づけるというものだった。しかし、振幅を表す単位を「マイクロ
メートル」とすべきところを誤って「ミリメートル」としてしまったため、振幅が実際よりも
常に500マイクロメートル大きくなるようになったという。
今回の誤報では約20倍の大きさになって伝えられ、振幅を元に計算される地震の
規模を示すマグニチュード(M)は、実際にはM4.1だったのがM6.6とされた。
asahi.com 2009年8月26日7時21分
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