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米国Intelは7月10日、米国Googleが7月7日に発表した「Google Chrome OS」の開発プロジェクトに
参加していることを明らかにした。
Intelのアジア太平洋地域広報担当を務めるニック・ジェイコブス(Nick Jacobs)氏は、「われわれは
Googleのさまざまなプロジェクトに参加しており、Chrome OS開発もその1つだ」とコメントした。ただし
同氏は、両社の詳細な関係についてはコメントを避けた。
IntelがChrome OSの開発に参加することは、PC市場において重要な意味を持つ。IntelのCPUは、
世界のコンピュータ市場の5分の4を占めているからだ。
数十年に渡りIntelとMicrosoftは、Windows OSをx86アーキテクチャ上で稼働させる「Wintel同盟」で
団結し、PC業界を事実上支配してきた。
Chrome OSは、デスクトップPC/ノートブックPC/ネットブックを対象としている。現在、同セグメントの
OSはWindowsが大半を占めているが、 IntelがChrome OSの開発に参加すれば、IntelとMicrosoftとの
間に“気まずい空気”が流れることは必至だ。
現在、ほとんどのネットブックは、Intelの「Atom」プラットフォームを採用している。同社は、小型デバイス
でAtomプラットフォームのサポートが拡大するよう注力しており、Chrome OSへの開発参加もその一環で
あると考えられる。ちなみにGoogleは、2010年後半にChrome OS搭載ネットブックがリリースされる予定
だとしている。
ひとつ気になるのは、「Moblin」の存在だ。Moblinは、Intelが開発を進めるLinuxベースのMID(モバイル・
インターネット・デバイス)向けOSであり、ネットブックもターゲットにしている。
Intelの目標は、より多くのネットブックがAtomプラットフォームを採用することだ。同社は現在、バッテリ
駆動時間を延長することのできる、より消費電力の少ないCPUの開発に注力している。
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