09/07/10 10:51:16 BE:20151252-2BP(1200)
米Googleは7月7日(米国時間)、オープンソースのNXサーバープロジェクト「Neatx」を発表した。
遠隔からデスクトップを利用する技術で、Google Codeのプロジェクトページよりソースコードを入手できる。
NXは、リモートのX Windowとサーバーとの接続のためのプロトコルで、圧縮により速度を改善する
アプローチをる。NXプロトコルを開発したNoMachineは2003 年、GPLライセンスの下でソースコードを
開示しているが、NXサーバーはこれに含まれていなかった。NoMachine NXのフリー実装には「FreeNX」が
あるが、メンテナンスが難しいなどの欠点があるという。
Googleが開発したNeatxは、NXサーバーのフリー実装で、柔軟性とメンテナンス性を考慮して最初から
作成した。プログラムは Pythonで書かれ、一部にBASHとCを用いた。必要なプロセスを最小限にし、
コードをいくつかのライブラリに分割したという。ルートレスセッションにおけるセッションコントロール向け
ドロップダウンメニューなど、FreeNXにはない機能も追加したという。
Neatxのソースコードは、GNU General Public License v2の下で公開されている。
URLリンク(sourceforge.jp)