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■サムスン、回転数の少ないハイブリッド型ハードディスクを発表(04/26/2005)
シアトル発--SamsungとMicrosoftは米国時間25日、アイドリング時でもデータの記録が可能な
ハードディスクのプロトタイプを発表した。ノートPCにこのハードディスクを搭載すれば、消費電力を
大幅に削減できると両社は述べている。
このハードディスクは、1Gビットの容量を持つSamsung製OneNAND型フラッシュメモリチップを搭載しており、
入力されたデータはこのチップに直接記録される。そして、このチップがほとんど一杯になった段階で、
ハードディスクが起動し、データを取り込んで記録した後、またアイドル状態に戻るという仕組みになっている。
(中略)
それに対し、今回発表されたハイブリッド型ハードディスクでは、ディスクはめったに回転しない。
Windows Hardware Engineering Conference(WinHEC)で同日披露されたプロトタイプでは、30分毎に
約30~45秒間ディスクが回転するだけだと、Samsung SemiconductorのIvan Greenberg(ストラテジック
マーケティング担当ディレクター)は述べ、同社では1時間あたりの回転時間を30~45秒まで縮めることを
目標にしていると付け加えた。
「従来のハードディスクが消費する電力量は、ノートPC全体の約10~15パーセントを占めている」と
Greenbergは述べる。そのため、バッテリーによる駆動時間が4時間のノートPCでは、ハイブリッド型
ディスクを使うことで、バッテリー寿命を約36分延ばせる可能性がある。
同社はまた、このハードディスクがPCの起動時間短縮に一役買う可能性がある点も指摘した。
URLリンク(japan.cnet.com) (引用元配信記事)
CNET Japan
URLリンク(japan.cnet.com) (04/26/2005) 配信
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