04/04/20 19:47
■■中国、韓国と協力
これらICタグの実証実験とは別な動きをユビキタスIDセンターは見せている。
それが今日19日に発表された、中国、韓国との事業協力だ。
ユビキタスIDセンターとYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、
「中国科学院計算技術研究所」と「韓国RFID協会」、
それぞれの間でICタグを含んだユビキタス技術に関する事業協力に合意したのである。
具体的には、それぞれの国に、ユビキタスIDセンターを設立して、
日本からの技術移転、言語のローカライズ化などを行うことになっている。
YRPネットワーキング研究所によれば、
「日中、日韓それぞれで相互運用が可能になれば、
中国や韓国の製品から日本で情報を読み出したり、
日本の製品から中国や韓国でのサービスを呼び出すことが可能になる。
これはビジネス的にも大きな意味がある」
と、今回の協力が大きなビジネスチャンスを生み出すことを強調している。
日本発のICタグは、国内だけでなく中国、韓国にも波及しようとしている。
ICタグをめぐる動きは、これからますます活発になることが予想される。
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
URLリンク(www.ubin.jp)
ユビキタスIDセンター
URLリンク(www.uidcenter.org)
T-エンジン・フォーラム
URLリンク(www.t-engine.org)
2004年4月19日