10/06/13 17:20:34 iP03pPbf
新しいBIOSがいつも古いものより優れているなんて考えるのは甘い。
以前使っていたパソコンも、BIOSアップデートするたびに速度が遅くなった。
というのも、高周波で動作するPCのメインボードというのは非常にデリケート。
たとえば、部品のロットが変わっただけで動作が不安定になったりするため、ボードにもできの善し悪しが発生する。
ボードのできが良いうちは何もしなくていいが、できの悪いボードが発生すると、(信号が不安定なため)デバイスなどへの
割り込みリトライ回数やウエイト時間を増やす必要が生じる。
つまりは、「システムの安定性を増した」なんて言いつつ、実はできの悪いハードにあわせた修正だったりすることも多い。
だから、ハードとうまくマッチし安定して動作しているBIOSなら、あまり更新したりしない方がいい。
BIOSをアップデートするなら、はっきりと修正理由がわかっている場合と、新規機能が追加されたような場合だけで十分。