07/11/02 21:22:24 o3wOWd0e
>>324
零戦21型が昭和17年に不時着して米軍がそれを接収、そのほぼ無傷な零戦が研究されつくした結果
対零戦用にF6Fの改良が行われたのは有名な話だが、何か?
終戦の3年前のことを”何年も前”と言いたいならそれは勝手だがな。
「設計思想」が違っても、それを実現できる工業力がなければ意味のないこと。
日本軍の零戦思想は、当時のエンジン技術の限界を見極めた上で選択された結果である。
最初から日本には「パワー重視」の選択肢は取れなかったんだよ。
それに対して米軍には、そのような制約が無かったので重装備の戦闘機を投入することができただけのこと。
ついでに言うなら、終戦間際(1944頃~)になってようやく2000馬力級のエンジンが供給できるようになってきて、
疾風や紫電(あるいは紫電改)のような戦闘機が投入できるようになってきた。
最初から大馬力のエンジンがあれば、零戦の設計思想だって制約を受けることはなかった、ということ。
零戦の開発者が好きこのんでムダを省く設計をしたわけではない。
日本のPCメーカーだって、高級なノートPC市場というものを視野に入れていれば技術的にできないわけじゃない。
この辺が第二次大戦中の戦闘機開発とは違うところ。
ちなみにXシリーズのコンセプトをさらに深めて改良を加えていったのは、まぎれもなく大和の開発者たち。
外国人が「こうしろ」と細かなところまで指示していたわけではない。