07/11/02 10:36:25 GOLpaQE1
>>306
うーん、日本人求めるPCのレベルと世の中(WorldWide)で売れるPCのレベルに乖離が大きいのが問題の本質のような。
日本人は、コンパクトでつくりが丁寧で、その上で安い物を求める。あと、日本人は付属品(添付品)とか多機能も好き。
世の中(WorldWide)は、まず必要な性能があることが安く買えることが第一で、そのためなら、ある程度は大きくて重くてもいいし、つくりも大雑把でいいと考える。
まず性能を求める人に、相対的性能が低くなりがちなコンパクトパソコンを勧めても受け入れられにくいし
値段重視の人につくりが丁寧ですと説明しても、ほとんど訴求力にはならない。
よく比喩として使われるのが、2次大戦のときのゼロ戦とB29の話で
もしゼロ戦がB29と同じ高度まで飛べる能力を持っていたとしても、物量作戦のB29には勝ち目がないだろう
でも、ゼロ戦の活躍があったから、アメリカの戦闘機のレベルはすごく上昇した。
というもの。
アメリカ企業でありながら日本に開発チームを置いて、コンパクトでユニークなPCを開発したから、IBMのPCはここまで続いていたのかもしれないし、
DELLやHPのような物量作戦にうまく乗れなかったから、Lenovoに売却されてしまったのかもしれない.。
本当は、数が出なくても良質で適正な価格(高すぎてもダメ)のPCを作るメーカーは、国で保護するくらいのことがあってもいいと思うんだけど
世の中はそううまくいかないんだよなぁ・・・。