09/04/15 07:45:59 1Cb/Bt9J0
>>442
> 2ちゃんねるも開設当時は、
> どちらかと言えば左っぽい自由を求めていた
この捉え方は、あまりにも大づかみ過ぎる。
日本のネットの黎明期には、「ネットに警察は要らない」論に比較的多数の支持が集まっていた、
ということ。
現実世界では得られない情報の自由をネットに求めて確立したかった人もいたし、
警察をからかって一泡吹かせてやろうという遊び半分の人もいた。
西村博之が最初期につくったサイトは『実録!交通違反をもみ消して罰金を払わない方法』だったし。
体制そのものである警察を支持しその勢力をネットにも拡大させる、というのではないのだから
それは濃淡の差はあれ反体制的な色彩をある程度帯びる。
ガチで立ち向かう反体制か、闘牛士のように右へ左へひらひら避けて身をかわす反体制か。
ただ、当然ながらネットも現実世界の反映であり裏返しでしかない。
ネットへの接続が安価簡易になって、
含羞・矜持・遠慮というものをまるで持ち合わせない一般人が大量にネットにつないで、
何でもやっていいんだという勘違いのもとに
ガチかそれともおふざけか分からない犯罪犯行予告や違法物品の取り引きなどを繰り返し、
それに対してネット社会が自治浄化能力を自身で発揮できないのであれば、
それはもうリアル社会のリアル警察に取り締まってもらうしかない、と。