08/08/28 23:53:10 YI6ZCsHJO
りょうちゃんの、かつての友達たいちちゃん
りょうちゃんは、昔親戚の前で実母に、
「こんな糞の役にも立たない日記、毎日毎日書いて。」
と言われたのを、今でも根に持っているよ。だからあれほど「日記」に固執するんだ。
20年前、お母さんが桜台のホームの人身事故で亡くなって、すぐ優しいお母さんが来ても、30才過ぎてからも、毎日日記を書いてて、命日には必ず郡山の墓地に行って、
「一番嫌だった事!」
とお坊さんが怒りに来るまで、お母さんの前で日記を読むんだって。
一度見せてもらったら、一番最初の日記にガムテープでノートを貼って、ボッロボロにも程があったよ!表紙には楽しそうなりょうちゃんの家族の写真があったけど、お母さんの顔がズタズタに切られて真っ赤に塗り潰されてたよ。
りょうちゃんは目つきが悪いけど、本当はりょうちゃんの顔に重なった、お母さんの目なのかもね。
「ジログであった怖い話」 前書きより