08/04/01 00:24:15 +nAYhnrG0
A氏と仮にしておきます。A氏は大学時代の先輩で、編集者をやっておられます。手がけたのは、かの
プリンセスプラスティックシリーズだったりします。先日、A氏の家に遊びに行ったときに、(9年ぶ
りくらいかな)「もう7年も経つし時効だろう」と、言いながら書類を見せてくれました。それは、あ
るテレビ局向けに作成されたアニメシリーズの企画設定書(案)でした。「時空突破!量子実装戦艦シ
ファリアス」という仮題がつけられたそれは、H書房版のプリプリを原作とするSFアクション物で、
1クール13話のシリーズとして企画されていました。製作はGナックス。監督は創業メンバーでもあ
るY・H氏でした。
あとで確認したところ、スタッフは2002年に放映された「A橋魔法☆商店街」とかなり重複して
いました。
どうやら2本平行して企画を検討し、途中でプリプリのほうがドロップされた、といった経緯だった
ようです。(もしかすると、当て馬だったのかもしれませんが)
というわけで、製本もされていない、ホッチキス止めの資料だったですが、女戦艦をはじめとする主
要キャラクタの設定はすでにある程度進んでいたらしく、10数人分の人物デザインと「ちよだ」や
「かつらぎ」など、主要メカのデザインが掲載されていました。
キャラクタデザインは、上記の「A橋魔法☆商店街」と同じ、ということで、なんと!T田K二氏が
担当。
T田氏直筆のシファリアス、ミスフィオスは、変身wwwの前後、私服、飛行中など数パターンが描か
れていて、その姿は、なんとも優雅というか、華麗というか、Spirit of Wonderというか、ともかく
ため息がでるほど素晴らしい出来でした。
A氏が席をはずした隙に携帯で写真を撮っておけばよかったと、今も後悔しきりです。
これが※の手に渡らなかった理由は、他社が作成した、取り扱い注意の内部資料だったというのと、
「※に部外秘という概念がなかった」ためだそうです。さもありなん。
当然のことながら、今となっては※は永遠にT田氏デザインのシファリアスを見ることができない訳
です。まあ自業自得、自ら蒔いた種とはいえ、ちょっと可哀想な気がしないでもなく…とにかく残念で
したね>※。