09/03/30 21:31:59 0
>>255
いやに受信電力が大きい気がするが、これは回線設計知ってる
訳ではないので置いといて、ディップ(ヌルと呼ぶ業界が多い)
は、アンテナが複数の場合、必ず発生する。
これは、複数アンテナから放射される電磁界の位相が、受信点
ではアンテナ毎に異なるため、それぞれのベクトル合成の総和
がゼロ(複素ゼロ)になる地点が計算上はどこかに必ず生じる。
自由空間ではシミュレータに入力した前提条件が正しければ、
計算どおりになるが、実環境では計算に入れていない反射や吸収
により、計算どおりにはならないが、基地局近くで以外に顕著な
ヌル点が生じることも、よく経験する。
但し、この位置からλ/2もずれれば強電界地域では問題にならず、
2.6GHzでは、λ/2は僅か6cm足らずなので、わざわざヌル点を狙って
受信アンテナを固定したような場合以外、問題になることは無い。
シミュレーションの目的がイマイチ理解できないが、20W局は、ビーム
チルトから外れていない見通し伝播だと、5km前後がサービスエリア。
但し、これは固定使用の地域WiMAXの話であって、モバイルと銘打つ
以上は、建物による減衰を考慮して、圧倒的に高密度で基地局を打つ
必要があるが、UQは現状これを理解してない模様。