09/02/03 21:21:23 fjYCcN720
続き
●ネットブックとは違う道へ
Appleによるネットブックが出るんじゃないかという期待の声が、インターネットのコミュニティで何度も上がっている。しかし、おそらくAppleはネットブックのような低価格機は作らないだろう。
ネットブックはPCをよく知る人にとっては、とても便利な道具ではある。性能やスペックの制限を知った上で、適材適所で使い分けるなら、ネットブックの安さ、手軽さは大きな武器になる。
単に安いミニノートとして使う用途以外にも、Windows 7になってデジタル家電との親和性が高くなってくれば、UPnP Control Point+お手軽ブラウザとしてリビングに置いておくなど、
それまでは贅沢すぎると思っていたような場面でも、PCを積極的に使えるようになる。
しかし、そうした方向とは別に、ソフトウェアとサービスをうまく利用することで、もっと簡単に楽しいことに対して、
よりアクティブにユーザーに挑戦してもらうことで、コンピュータのエンターテイメント性を高めるという道を、Appleは示している。
この路線で行き詰まらない限り、Appleがネットブック的製品を出すことはないだろう。
もし、低価格コンピュータを出すのであれば、もっと用途を絞ってハードウェアもソフトウェアも、そして製品に付随するネットワークサービスもカスタマイズした製品になると思う。
こうしたAppleの事例は、PC業界が進む方向を暗示していないだろうか?
もちろん、冒頭の話題に振り返ると、Appleが好業績を挙げられたのは単純に商品コンセプトと質が良かったからだけではない。
彼らが総合家電メーカーではなく、得意分野に特化した(比較的)コンパクトな企業で、ソフトウェア、サービス、ハードウェアのすべてを一社でまかない、
そのすべてを1つの方向にまとめる求心力を持つ経営者がいるなど、さまざまな条件の良さが好結果を呼んでいる。
売り上げが急落して損失を出した総合電機メーカーを批判する声もあるが、Appleとの直接的な比較はあまり意味がない。
とはいえ、他のPCメーカーが、ネットブックとは異なる方向での付加価値を探すヒントにはなるはずだ。
URLリンク(pc.watch.impress.co.jp)