09/01/21 15:13:56 X8V4T8Ch0
ことえりにスイッチして、ほぼ一週間。ATOKとことえりの一長一短がだんだんわかってきた。
基本的なかな漢字変換の能力は、ことえりの方が少しいい。日常に使う範囲で辞書の質・量は
ことえりの方がいいような気がする。
口語やくだけた表現もことえりは柔軟に対応してくれるのが、すごくありがたい。
変換候補の出し方もことえりは見やすい。ATOKでは送り仮名がどこからだかわからないことが
多かった。単漢字のリストも縦横に展開してくれるので、探しやすい。
キーバインドに馴染めないのを加味しても、使い勝手はことえりの方がいい。文節を
自動的に縮めて候補を出してくれるのは、ありがたい。
これに対して、複合語の変換や文脈予測変換はATOKのAI変換の方が圧倒的にいい。
文章を打っていて馴染んでくる感覚は、ことえりでは未発達だ。
それと人名を変換していて漢字一文字を変換したいときには、ATOKに軍配が上がる。
「きよ」とか「まさ」とか人名によく使われる文字を、ことえりは候補に出してくれない。
旧字もダメだ。ただしこれは「関連文字に変換」が補完する。
正直、ATOKとことえりのどっちがいいかというと微妙だと思いましたな。
ただ、今からお布施を出してATOKを買う気はしない、とも感じる。
私の場合、668に書いた「勝手にスリープから復帰する」症状はことえりにしてから
劇的に消滅していて、この一週間一度も起きていない。それだけでことえりにする理由と
しては十分だ、というのが今んとこの感想です。