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【緊急寄稿】iPodに白旗! パナソニックが携帯音楽プレーヤー事業の終息を検討 2008年10月31日
パナソニックは、携帯音楽プレーヤー「D-snap」事業からの撤退・縮小を本格的に検討し始めたもようだ。
同社の複数の幹部が認めた。既に次期製品の開発を休止したとの話もあり、
今年春に投入した「SV-SD870N」が、最後のD-snapになる可能性がある。
携帯音楽プレーヤーは、米アップルの「iPod」が先行し、ソニーの「ウォークマン」が追う構図が続いている。
量販店店頭では6割強をiPod、3割弱をウォークマンが占め、2社の寡占化が進んでいるとの調査結果もある。
東芝、アイリバー、クリエイティブメディアは1桁台のシェアで推移しているにすぎない。
パナソニックのD-snapはそれを下回る実績。市場シェアは1%台だった。
パナソニック以外にも、携帯オーディオ事業からの撤退・縮小を検討しているメーカーがあると話す関係者もいる。
2強の寡占化はさらに進む可能性がある。
D-snapは、浜崎あゆみさんを起用し「騒音キラー」のメッセージのテレビCMが印象深い。
音楽を聞く環境に配慮した工夫が特徴だった。周囲の騒音を約83%カットするノイズキャンセル機能や
高音まで再現する「広帯域リ・マスター機能」を搭載しているほか、付属のインナーイヤホンも密閉性が高かった。
SDメモリーカードにアルバム単位で曲を収録して管理できる利便性や100時間という圧倒的な駆動時間も魅力のひとつだった。
SDステレオシステムである「D-dock」とドッキングさせるとCDの音源を高速に録音できる。
音楽の再生を途中でやめても、前回の続きから聴ける「続き再生」機能もある。
PCを利用しなくても、音楽データを管理できるのも“ウリ”だった。
だが、そのセールスポイントが、時代にそぐわなかったとも言える。簡単にPCにつながり、
ネットから音楽を手軽に購入して楽しめるiPod。消費者はパソコンにつながる携帯音楽プレーヤーを受け入れた。
総合力で、アップルに後れをとったのは誰の目にも明らかだ。(以下略)
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