08/06/12 02:09:15 WP7+BisY0
OS-Xのメニューの位置が固定なのは「たとえ一点でもMicrosoftの方が正しかったこと」を認めたくないAppleの意地か?
URLリンク(satoshi.blogs.com)
> とりあえず右クリックすれば操作するべきメニューが出てて来るというのは意外と便利なんだけどね。
>コンテキストメニューがよくできてるというのはWindowsの美点のひとつだと思う。【いまどきWindowsなんぞを使うメリットはなにか - 狐の王国より引用】
ここのところApple製品のことばかり褒めているが、上のエントリーを読んで思い出したのが、
Windows95のユーザーインターフェイスを設計していたころの話。
「マウスのボタンは一つ」に必要以上にこだわるアップルに対して、
二つあるマウスのボタンを最大に生かしたユーザーインターフェイスの一環として徹底的にこだわって作ったのが、このコンテキストメニュー。
今やいろいろな理由でぐだぐだになってしまったが、
当時は「シングルクリックは選択」「ダブルクリックはデフォールト動作の実行」「右クリックはコンテキストメニュー」という大原則をOSだけでなく、
Office 95も含めたアプリにまで徹底的に適用してApple製品との差別化をはかる、ということを一生懸命にしていたわけで、
今頃になって「コンテキストメニューがよくできてるというのはWindowsの美点のひとつだと思う」なんて言われてしまうと、うれしくて小躍りしてしまう。
まあ、最近はApple製のソフト(たとえばXcode)もかなりコンテキストメニューを実装しはじめてくれたので、
できるだけ多くのことをコンテキストメニューでしたい私としては大歓迎。
特にマルチモニターのサブモニター側でアプリを走らせていると、
そのアプリのメニューがメインモニターに表示されるというおかしなことになるので、コンテキストメニューはますます重要だ。
その意味では、全体ではVistaよりもはるかに良くできているOS-Xのおもてなしに文句をつけるとすれば、
右ボタンの欠如とアプリのメインメニューが固定な点。
特に後者は、マルチモニターや大画面で複数のアプリを同時に動かす時代には明らかに不便なのに
そこだけは絶対に譲らないのは「たとえ一点でもMicrosoftの方が正しかったこと」を認めたくないAppleの意地なのか。